MILANO 4
 
ホテルにあった"Torino Milano Festival lnternazionale della Musica O3_24.IX.2009 Terza edizione"というのを見ていたら、FocusGiappone というプログラムが今秋大々的に行われ、日本文化が紹介されるようだ。 
左側が表紙、右側は日本のマンガを展示している美術館の紹介。
 
左側では日本映画の紹介。おさだまりの Kitano や H.Miyazaki の外に K.Kurosawa,S.Tsukamoto,M.Nishikawaの名前が見える。それ以外は造形作家なのか私の知らない人たち。右側は日本の現代音楽、西村朗や細川俊夫をイタリアの若手が演奏する。日本紹介の講演もあるようだ。
 
この辺は日本の伝統的なものの紹介。琴の演奏や茶道、能の紹介。雅楽の演奏には大きく頁が割かれている。珍しいのだろう。太鼓の演奏会もあるようだ。
 
こうしてみると、私は日本文化についてあまりにもうとい。ここに上がっている人々とその成果を、古典から現代作品いいたるまで、どれほどイタリア人に説明できるだろうか?以前、日本人作曲家の作品をオランダの若い演奏家で聞いて、現代日本音楽のよさを教えてもらったことがある。日本を再発見したような気分になったことがある。 
日本を再発見するためにイタリアでの日本紹介を鑑賞してみるというのもあるのかもしれない。自分自身を知るために鏡を見るというような・・・? 鏡によって異なる自分の姿を比較しながら・・・? 



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